2006年01月20日
魚、釣りについて
水面から水中というのは見えません。
竿を介し、水中あるいは水面へ糸を介すと、水中を想像し魚が針にかかる姿を想像します。
どこからともなく、魚は出てきて魚は針を加え、糸に伝わり、竿へ伝わり、手に伝わり、水中を必死で泳ぐ魚を、実感と、焦燥感を伴って想像します。
しかし、その水中の様子を竿を握っていれば見ることができません。
水中の様子を映像ではなく、魚が針をくわえて力走する様子を実際に目を通してつぶさに見ることができたら、どんなに素晴らしいだろうかと思います。
もう、既に昔、二十年ぐらい前、知り合いの人はある沢に入り、釣りをしても、毒でも流したんではないかと思うほど、魚が釣れなかったそうです。
そこは、ヤマトイワナの生息域で、放流はされていません。
多分、釣りきられて居なくなってしまったのか、魚が居ない沢なんだろうと、その時は考えたそうです。
しかし近年そこの沢へは、いつ行っても半日釣れば、10尾~20尾は釣れます。
私は7~8年程前に、そこは釣れると聞いて、毎年その沢へ行っています。
最初の頃は、二十五センチ以上のサイズばかりが釣れ、イワナの楽園と言っていた程です。(本当は釣り人の楽園)最近では、知る人ぞ知るという感じになった為か、サイズが小さいものが多くなりました。
沢自体に水量がそんなにある訳ではないので、釣り人が入り、持ち帰れば魚は小さくなり、減っていくでしょう。
でも、二十年くらい前、これと同じ事が起こっていたとすれば、数多く釣れるから、多くの釣り人が入り、魚が減り、一時期人が入らなくなり、近年に至り残っていた魚がすくすくと成長し魚が増えたと、単純に考えてしまいます。
それとも、ただ単に、その二十年前、魚がたまたま釣れなかっただけなのかもしれません。
そこの沢は、両岸の上に林道がついていず、植林もほとんどされていない原生林に近い状態で、餌も豊富で、魚にとって居心地の良い環境ですので、魚が居なくなるとは考えにくい環境です。
色々と想像しますが、水の中の出来事は想像を超えているなという思いがします。
魚が釣れないと、この川は魚が居ない、放流すれば魚が増えるだろうと安易に考えてしまいます。
でも、魚を放流すれば、人為が加わってしまいます。
本来イワナの生息域なのに、下流にイワナ、上流にヤマメ(アマゴ)だけというような、本来であればおかしなことがあります。
また、本来はヤマトイワナしかいないはずの川に、日光イワナがいたりと。
何か、むやみに放流のし過ぎなのではないかと思えてきます。
キャッチ&リリース区間がありますが、放流して、キャッチ&リリース区間に設定しても、在来の魚を守る、増やすという意味においては、成り立っていないような気がします。
何もしないで、キャッチ&リリース区間にするというのが、在来の魚を守るという意味においては、一番良いような気もしますが、釣った魚を食べるという楽しみをもった人もいますから、そこら辺は、より多くの魚を釣る為にできることを、魚に愛着をもち、個人個人が釣りを楽しめば、きっと、管理なんかしなくても、良い釣り場ができるような気がします。。
そうなって欲しいです
竿を介し、水中あるいは水面へ糸を介すと、水中を想像し魚が針にかかる姿を想像します。
どこからともなく、魚は出てきて魚は針を加え、糸に伝わり、竿へ伝わり、手に伝わり、水中を必死で泳ぐ魚を、実感と、焦燥感を伴って想像します。
しかし、その水中の様子を竿を握っていれば見ることができません。
水中の様子を映像ではなく、魚が針をくわえて力走する様子を実際に目を通してつぶさに見ることができたら、どんなに素晴らしいだろうかと思います。
もう、既に昔、二十年ぐらい前、知り合いの人はある沢に入り、釣りをしても、毒でも流したんではないかと思うほど、魚が釣れなかったそうです。
そこは、ヤマトイワナの生息域で、放流はされていません。
多分、釣りきられて居なくなってしまったのか、魚が居ない沢なんだろうと、その時は考えたそうです。
しかし近年そこの沢へは、いつ行っても半日釣れば、10尾~20尾は釣れます。
私は7~8年程前に、そこは釣れると聞いて、毎年その沢へ行っています。
最初の頃は、二十五センチ以上のサイズばかりが釣れ、イワナの楽園と言っていた程です。(本当は釣り人の楽園)最近では、知る人ぞ知るという感じになった為か、サイズが小さいものが多くなりました。
沢自体に水量がそんなにある訳ではないので、釣り人が入り、持ち帰れば魚は小さくなり、減っていくでしょう。
でも、二十年くらい前、これと同じ事が起こっていたとすれば、数多く釣れるから、多くの釣り人が入り、魚が減り、一時期人が入らなくなり、近年に至り残っていた魚がすくすくと成長し魚が増えたと、単純に考えてしまいます。
それとも、ただ単に、その二十年前、魚がたまたま釣れなかっただけなのかもしれません。
そこの沢は、両岸の上に林道がついていず、植林もほとんどされていない原生林に近い状態で、餌も豊富で、魚にとって居心地の良い環境ですので、魚が居なくなるとは考えにくい環境です。
色々と想像しますが、水の中の出来事は想像を超えているなという思いがします。
魚が釣れないと、この川は魚が居ない、放流すれば魚が増えるだろうと安易に考えてしまいます。
でも、魚を放流すれば、人為が加わってしまいます。
本来イワナの生息域なのに、下流にイワナ、上流にヤマメ(アマゴ)だけというような、本来であればおかしなことがあります。
また、本来はヤマトイワナしかいないはずの川に、日光イワナがいたりと。
何か、むやみに放流のし過ぎなのではないかと思えてきます。
キャッチ&リリース区間がありますが、放流して、キャッチ&リリース区間に設定しても、在来の魚を守る、増やすという意味においては、成り立っていないような気がします。
何もしないで、キャッチ&リリース区間にするというのが、在来の魚を守るという意味においては、一番良いような気もしますが、釣った魚を食べるという楽しみをもった人もいますから、そこら辺は、より多くの魚を釣る為にできることを、魚に愛着をもち、個人個人が釣りを楽しめば、きっと、管理なんかしなくても、良い釣り場ができるような気がします。。
そうなって欲しいです
Posted by kawa at 17:23│Comments(0)
│意味のないこと
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